ロータス子ども食堂

 

 

久しぶりに風邪を引いた。(息子からのもらい風邪)

咳が出るので、白河のヨガの生徒さんにいただいた貴重なはちみつで大根飴をつくり、寝たり起きたりの休日を過ごした。

日中も寝てたから夜中に目が覚め、いつもならカタカタと何かしている(たぶんゲーム)二階の息子がシーンとしている。
ん・・・?もしかして、死んでる?
急に不安になり、コンコンコン・・・「ねえ、大丈夫?」
寝ぼけた顔で息子「寝てた」(≧▽≦)
※息子と言っても末っ子長男、今年30のおっさんじゃい。

息子が今日も生きてるっていうこと。当たり前に思っていることは本当は当たり前なんかじゃない。
二階に寝ている息子が死んでいないという保証はないのだ。生きていた息子に嬉しくなって夜中に泣けてきた。
見渡せは私の周りには当たり前じゃないことばかり。。。有難き幸せだ(泣

明日朝私が生きているという保証もない。
だから私は毎朝目が覚めてすぐに行うこと、それは胸に両手を当てて自分に「ありがとう!」ということだ。
恥ずかしいけど本当だ。

それも、けっこう大き目の声を出して言う(≧▽≦)
そう、いつもそばにいてくれる人が、明日もそばにいるとは限らないのです。
人は無くしてから大切なものに気づくとよく言いますが、今日も有ることの幸せに気づくことが出来たらみんな無条件にすぐ幸せになれるのに。。。

さて、やみくもに人を幸せにする仕事がしたいと子供のころから思っていた私、というのは格好つけた言い方で、
実際には、人にありがとうと言われる仕事をすれば、自分の低い自己肯定感が高まるのではないかというセコイ考えだった。
そして私はタイ古式マッサージ師になるためタイに渡ることになる・・・その話は長くなるのでまたにして。

結婚をして私は最も手っ取り早く人を幸せにする方法を知った。それが料理だ。美味しいもの、愛情がこもったものは人を笑顔にするし幸せにする。
みんなを喜ばせようと義両親も含め、7人分の食事と4人分の弁当を30年間担い、料理の腕を磨いて今がある。
無駄なものなど何もない。

自宅で看取った母は私をほめたことなどなかったが、唯一「薫の手料理は旨い!」と。
天国へ旅立つ最期の朝まで私の料理を食してくれた。

今、世界で起こっていること、戦争や天災、目に見えているところで、見えないところで…地球上で起こっているいろいろなことに無力さを感じるとき、私にできることはなんだろうと考える。
今すぐできること、それは今日出会った人に優しくすることだ。

さあ、2月から私の夢をまた一つを叶えさせていただきます。
キッチンカー子ども食堂「ロータス子ども食堂」を始動します。
出来れば長く続けていきたいので、無理せず小さなことからできる範囲で。

まずはこれからを担う子供たち。子供たちに笑顔を。
愛情込めた温かい食べ物で、たとえ一瞬でも幸せを感じてほしいと思う。

実はロータスキッチンカーの目的は、私が生涯でやりたいこととして目標を立てていた小さい「子ども食堂」でした。
夢の一つとして10年以上前から毎年立てている計画の一つのキッチンカーが、ひょんなことから前倒し。
息子の手を借り、勇気をもって一歩踏み出しました。移動しながら幸せを届けられるってすごくないですか?

2月から毎週土日キッチンカーにきてくれた高校生以下の子供すべてに、あったかいおにぎりとお汁物を無料提供します。
(ヨガスタジオやキッチンカーがお休みの時は子ども食堂もお休みになります)
いつもキッチンカーの中にいる歌のお兄さん、またはロータスヨガスタジオのヨガおばさん、ヨガねえさんに声かけてね。
自分のお箸、水筒やスープジャー、お持ち帰り用の袋などがあるともっと良し!
お友達にも教えてあげてね。
お休みの日はキッチンカーにお知らせを書いておきます。

時間
土曜日11:30〜
日曜日10:30〜
いずれもキッチンカーの営業時間内です。
歌のお兄さんの都合でキッチンカーが早く閉まってしまうこともあるから注意してください。
ゆっくり様子を見ながら、三歩進んで二歩下がるかもしれませんが自分のペースで始めていきます。
意気込みだけで右も左もわかりません。先輩方の知恵もお借りできたら嬉しいです。

いつも突拍子もないことをいう母に、止めるどころか「いいんじゃない!」と応援し協力してくれる3人の子供たちに、
そしてロータスヨガスタジオを愛してくれ、応援して通ってくれてる皆さん、本当に本当に心から感謝しています。

「人生は喜ばせごっこ」ーやなせたかし(アンパンマンの生みの親)
それが呼吸のように循環していきますように…

 

ガーヤトリー薫

 

 

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